見るもの全てがどこか懐かしく、あの独特な匂いを思い出すと記憶の引き出しが全部開いてしまいます。
物乞いをする子供たちの屈託のない笑顔、ハンディを背負っていても明るく元気な子供たち、兎に角、国に活気が充満してて衝撃を受けました。
赤いターバンを巻いたマハラジャに引き寄せられて、日本人が一人も居ないその場所で生きる知恵を学びました。
男性女性のセパレートな生活様式が現代も受け継がれているインド。僧侶という立場もありインドの風習に倣い男性専用としてアーユルヴェーダサロンを京都で立ち上げました。
帰国直後は、銀閣寺にある哲学の道で練習を始め、本格的に始めたのは金閣寺の裏山の「原谷」という地域でした。横浜も元町という閑静な住宅街です。
インド政府のAYUSH省(Ministry of AYUSH)は、
「すべての人々のためのアーユルヴェーダ(Ayurveda for everyone every day)」を掲げ、国民一人ひとりの健康増進とウェルビーイングのためにアーユルヴェーダの知恵と実践を広める活動を行っています。
誰もが簡単にできるアーユルヴェーダ、アーユルヴェーダに携わる人達と何が違うかというと、施術の前後に必ずあることをします。ここが大きく異なると思います。
文明が発達した現在、アーユルヴェーダの行程はとても時代遅れな泥臭い作業かもしれませんけど、誠実に取り組む姿勢は後世に残さなければならいと思っております。
快適さや豪華さとはほど遠いサロンではございますが、延暦寺の修行で培った論湿寒貧、インドで目の当たりにした質素な生活、自分らしく居られる環境との巡り合わせに感謝しつつ、
これまでの経験から飾らない姿で、お越しいただいたお一人おひとりと向き合い、インドと日本の和をブレンドした他にはないアーユルヴェーダ施術を、真のホスピタリティ精神でご提供することを一義と心得、
寛雅なひと時をご提供して参っております。三千年以上昔から伝わる古代インドのアーユルヴェーダは、他のどのヒーリングシステムとは一線を画します。それは、人智を超える古代の知恵だと確信しております。
アーユルヴェーダは単純ですが高度な生命科学です。肉体の若返り効果をはじめ、バラバラな心と体の再構築、我と我という西田哲学のような世界観をも実感していただけるものと、これだけは胸を張ってお勧めできます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
改2025年12月吉日
天台宗僧侶 良俊
日本アーユルヴェーダ学会会員
※当サロンでは、アーユルヴェーダだからこそできる、社会的ハンディキャップの方への施術を積極的に行っております。自立歩行やコミュニケーションが可能な方であればどなたでもご利用いただけます。
※収益の一部は、ブラインドスクールと国連難民高等弁務官事務所を通して、世界中の難民の救済活動に充てさせていただきます。
三諦章天台宗宗紋;「三諦章(さんたいしょう)」とは、天台宗の宗紋(宗派のシンボルマーク)のことで、十六菊(日本の国家・皇室を象徴する十六弁の菊)の中央に、正三角形に配置された三つの星(三諦星)が特徴です。この三つの星は、天台宗の核心的な教えである「空諦(くうたい)・仮諦(かたい)・中諦(ちゅうたい)」という三つの真理(三諦)を表しており、世界や宇宙の真理を象徴しています。
Portrait
グジャラート州バブナガール
ビハール州・ブッダガヤ
比叡山延暦寺根本中堂
吉本新喜劇太田芳伸様
太田様と吉田様
グジャラート州バブナガール
グジャラート州バブナガール
延暦寺無動寺政所
Someone
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